世界の翼 一幕

脳内はshiny tuneとtake your handsがぐるぐる。
って、どっちもダンス曲じゃないじゃん。そんな私はやっぱり踊り子担ではない(知ってる)。でもダンスを観るのはこんなにも楽しい。何物にも代えがたい幸せな気分になる。
いまだに感想を書き続けているのだけど、このままではいつ最後までアップできるのかわからなくて焦ってきました。もう楽が目前じゃないか!とりあえずもう面倒なので、削ったり言い回しを考えたりしないでそのままアップ(一幕のみ)。
20日夜と21日昼を観て感じたこと。思ったことをだらだら書いたので無意味に長くて読みにくいので注意。うろ覚えな部分がありまくりなのでその辺はそっとしておいてくだされ。




オープニング
「〜two thousand seven」のナレーションで幕を開けるとこまでは、夏のことを思い出してきゅんとしてたんだけど、いざ後光とともに翼さんが登場しみたら「えええ!?私、初見!!!」状態。いや、オープニングの構成変わってないよね!?おかしいなぁ。私たぶん松竹には行ってなかったんだとオモ。ってな感じで割りと落ち着いて観ていたような気がする。
前方にダッダッダと出てくるところの陣形をちゃんと俯瞰できて感動した。やっぱり群舞は迫力あり。


GO ON
オープンニングのダンスでこれからたっぷり今井翼の世界をたっぷり堪能させてもらえる…な意気込みなところに、突如登場する原色集団(クリスマスカラー)にビックリ。あのセンス…今井さんじゃあるまい。完全にジャニーのエンターテイメント。後ろで旗を振ってる意味がわかんない。でも翼さんロックオンで観る分には衣装も黒のままだしダンスもバッチリで問題ない。


World’s wing
ここまでのダンスはキレはあるしとても綺麗で丁寧なんだけど、以前の翼さんに比べて抑え気味に感じた。上手く言えないんだけど、翼さんって全ての振りをビシビシに、下手すると力んでるように見えるところがあったと思う。それが減ったと言うのか柔らかさが加わったと言うのか。でもこの後の曲なんかではキレキレでビシビシ(表現が下手ですみません)な瞬間もあったので、ダンスの幅が広がったってことなのかな。


MC・・・・じゃなくて凄く丁寧なご挨拶。
特に20日夜は、どこぞのお偉いさんが来ているのかと思うくらい。松竹のようなくだけたトークなどは一切なし、さすがに由緒ある劇場だからですか…と思ったけど、松竹の方が歴史は長いよね?


十六夜
この前に千賀がソロで舞う。しかもジャニにありがちな、白拍子と言うのか平安貴族みたいな衣装。初見時は思わず「ふっ」と声に出して失笑してしまい申し訳ございませんでした。後からSらさんにツッコまれ(笑)
ここの翼さんはさすがに神さながらです。白シャツボタン一つ留め。23→24の時の世界観でとにかく全身の動きが淀みなくて素晴らしい。どの曲でも言えることだけど、本当に指先まで何かが宿ってる。自分的には左手を腰の辺りにあててるところがどうしようもなく好きで、左手左手で脳内が埋まってそのフォト買いました。指一本一本の角度まで計算され尽くしている翼さんですが、左手は右手に比べてちょっとぎこちない。そんなところまで超愛しい…。そして小さい前ならえがキャワ。


布の舞
十六夜の前後はクラシック歌劇の踊りがあり、後からの部分では布がイパーイ出てきます(なんだこの説明)。翼さんはボタン全部はずしてあばらがまる見え(こう書くと色気もへったくれもないなー)。とにかく流れてる汗がキラキラしていて眩しい。
ここで上から5枚の布が垂れ下がり手を上にかざすと一枚ずつ落ちてくる演出があって、5枚目真ん中の布を落とす時は左手。やっぱり世界を操る神様のようで素敵。
1回目は全く気にならなかったんだけど、2回目は皆さんが言っていたあの体操みたいな振りを確認しました!言われて見るとちょっと面白い。でも一連の動きに組み込まれて違和感をあまり感じさせない翼さんって凄い。とにかく派手に魅せよう魅せようとしてる感じがするのだけど(白い布を頭上にバルーンのように作って最後は上部後方に吸い込まれていく辺りとか)、やっぱりジャニーの趣味なんだろうなぁ。


ミュージカルメドレー
曲のつなぎやアレンジが練り上げて作りこまれたのが色濃く出ていて、とても楽しい。スタンダードナンバーの合間にたきつば様の卒業やセレネイのインストをはさみつつ豪華なミュージカル仕立て。キスマイの「SING SING SING」で始まり、「ジ・エンターテイナー」で翼さん登場。これがまた目の覚めるようなお衣装で。青ジャケットに素材違いの青パンツ、黄色と薄紫のストライプなネクタイ…。うーん…アジア人にそれってどうなの、と思ったけど翼さんが素敵だからなんでもいっか。ただもうちょっと翼さんも楽しそうにしてくれればいいな、と感じた。笑顔なんだろうけどわりと険しめ。女性ダンサーさんと踊るシーンがあるので凄くわくわくしたんだけど、笑顔がかなりぎこちない…。固い…(それでも21日昼は前日に比べて頑張ってたかも)。集中力がほとんどダンスに向かってしまってるように見えた。これは全体の話だけど、翼さんお痩せになりすぎて色香が少なくなってしまわれている(涙)。まさに禁欲的。ダンサーさんと絡むところはもっと情感放出して行こうぜ。でもそうならない翼さんも大好きー!それから「雨に唄えば」「I got rhythm」をやっていたのでタップもあるのかと思ったらさすがにやっていなかった。それをやっちゃうとあまりにもSHOCKっぽくなっちゃうからダメかな。


NY
実は喧嘩コントがどれだけ浮いているのか観るのが楽しみだったのだけど、意外にもストーリーが理解しやすかった。ダウンタウンの抗争。そこに粋なおあにいさん(街の顔役であろう)が金網の向こうに登場し…。白のスリーピース&ハットはやっぱり最強。今井翼ココにあり。とにかくカッコ良すぎてぶひょー!でもMADさんの蝶ネクタイって微妙な気がする。そして松竹の時の方がもっと華やかで(何か降ってきていたし)、若頭がちょっと街でお買い物風味で楽しそうな演出だったと思う。


プライド
山亮くんと対。ココで初めて山亮くんを認識したのでちょっと興奮。どれくらいの子なんだろう…と上から目線でしたけど。翼さんと全く違うタイプの踊りをする子だったので、対になることによって翼さんのダンスの特徴が際立っていた。翼さんって決して勢いに任せて踊ったりしない。一つ一つの細かい振りを決まった角度で確実にキメてブレない。バックの子になると振りが行き過ぎたりするから余計にそう思う(山亮くんのことではないよ)。途中からバックにMADさん達も付いてくれるんだけど、さすがに翼さんの動きは群を抜いて滑らか。数こなしてるだけある。
ただこの曲はもっとフトモモむっちりしていて欲しいー!!なんてそんな目線で観ていてすみません。だって翼さんの足ほっそ。


Shiny Tune
ポップで大好きだー。DAFTPUNKみたいなエフェクトをかけた「world's wing world's wing」コーラスが耳に残って離れないー。翼さんが歌い上げてる前で女性ダンサーさんが華麗に舞う。翼さんはダンスだけじゃなくて、歌でもキッチリと魅せてくれて素晴らしい。21日昼は思わずちょっと目を瞑って聞惚れ。目を閉じててもそこに彼の世界が輝いてるのを感じる。そして暗闇の中ハケていく翼さんのお姿にモエー。毎回言ってる気がするけどハケてく時も背筋が伸びてて、だけどちょっと早足なんて可愛すぎる(歌でもダンスでもないじゃん)。


アフリカ
初見!初見!
翼さんが出てくるまでは松崎くんに注目して!と言われておりましたが、やぐらが出てきた瞬間から太鼓ガンミ。だって松竹の時全然見えなかったんだも(涙)
太鼓の前の棒回しは腕の筋肉がモリモリ動いていてお美しい。噂通り松崎くんの方が上手だったけど。翼さんの棒が微妙に曲がっているとの指摘(Sらさん)により2回目に確認してみたら、曲がってる上に補強までしてなかったすか?曲がる程の情熱の発露。突上げる衝動。翼さんスゲー!
2回目に気付いたんだけど、回し終わった棒を受け取るのは竜くんだった。必死な顔で受け取った棒を回す竜くん…でも目立たない…。
そして初めて観る太鼓パフォーマンス。脱いでるところもちゃんと観られた。それにしてもあんなに険しいお顔でプレイされていたとは。肌が浅黒い上に頬がコケてらっしゃるので、どこの野生児かと。それくらい迫力満載。眼光も、響くドラムも何もかも力強くて凄まじい。ただ突然歌いだされると笑い出したくなってすみません。(松竹を含め)EDGEだったんかいっっ!て毎回思う私もアホなんだけど、忘れさせちゃうくらいドラムに飲み込まれてしまう。でも21日昼は出だしのリズムが微妙だった。やっぱりペース配分の関係で昼はちょっと弱いのかな、翼さん何時に起きてるのかな、とかどーでもいいことが気になる自分。 


一幕終了