しゃばけその後

うっかり抜け殻です。考えてみたらドラマはほぼ1年ぶりですな。そして夏からこのかた待ちに待っていましたのでね。こんなに夢中でテレビを観たのは24hTV以来です。




開始直後こそ、強がる若だんなとか拗ねる若だんなを観るにつけ「ゆうたんモエー。キャワー」でしたけど、徐々に中の人を忘れさせるくらい上手に演じられてましたね。ところどころ、ふと見せてくれる笑顔で、あ、ゆうたんだ!と思うシーンもあって幸せでした。ですが、総じて育ちの良さを思わせる穏やかな空気をまとい、迷いや憂いを見せつつも芯の強さが滲み出ている若だんなでした。嗚呼、もう若だんな大好き。
感情移入しすぎて、意識がなかなか戻らなかったシーンで泣いてしまってからは、何かにつけて涙が流れ(単純)、ラストもいっぱい泣きましたー。ラストシーンはちょっと安っぽい映像になっていて「え」と思ったのですが、演技に説得力もあった(と思う)し、原作との変更点が若だんなの人柄を引き立たせていたので終わってみると大満足です。
それにしてもキャストが素晴らしかった。主役を守るお付役ってだけでヲタク的にはモエ満載ですが、仁吉と佐助は最高。佐助はイメージよりもコミカルな仕上がりになっていたけど、それもまた高杉さんが演じると無理なくすんなりとドラマに馴染んでいて。原作の仁吉は凄味さえある色男。なかなか難しいのでは…と思ってましたが、谷原さんが私のイメージと寸分違わぬ演技をされていて悶えましたね。あまりに粋なもので思わずひれ伏すとこだったわ…。その他、妖大集合のシーンはなんの学芸会かと思いましたが、それもまた1人1人は面白かったので良し。早乙女太一くんはこの世のものとは思えない妖艶さ。こんな美味しいドラマ、久しぶりに見たよ。
そして贔屓と言われようとも、若だんなはどうしてこんなにもぴったりなのか。周りの人達が若だんなを大切に大切に守っていることに違和感を感じさせない。とにかくその存在だけで命に代えてもお守りしたくなるような雰囲気を醸し出していて、思わず唸ってしまいました。いや、元々中の人がきゃわーだし、一人っ子だけど末っ子属性だから納得ではあるんだけど、でも普段はドSで上目線な人だしねー、やっぱり演技上手くなったのかな、と思います*1
案外、モエー!とか叫んでる暇はなくて残念でした。せっかくのサービスシーン(入浴)も、佐助のエピソード(原作)を思い出して涙目になってしまいましたし。何かにつけ原作が脳内を補完してしまい、なんだか全編通してうるうる率が高かったなぁ。これからリピしてモエモエしたいです。ほんとこの若だんな、身体が薄っぺらくて夏場にどれだけ大変だったろうなーと思うですが、良い作品に仕上がっていて私も嬉しいです。きっと第二弾もすぐですよね☆またこのメンバーに会えるのが楽しみ。ハゲる心配はありますが、皆様是非とも頑張ってください!

*1:と言っても観た事あるのはガチバカ、マイボス、氷点だけですけど