Act 2

二幕目。
相変わらず長すぎるのですが、フラメンコのとこだけでも読んでくださると喜びます!




ほぼ日生のダイジェスト(人気があったところなのかしら)。とりあえず、フラメンコはもちろんのこと太鼓を叩きたいのは痛い程伝わりました。

Flamenco〜孤独、葛藤、情熱、攻撃

幕が開くと、まずゆーちゃんずの4人がフラメンコを披露。既に書いたけどMATSUZAKIくんが一番サマになっている。たつみきゅん☆はどうしてもクネクネ具合がジャニの域を全然出ない感じ。


そして真打ち登場。
衣装は黒のピンストライプスーツに、べストはヒラヒラ付き(差し色で赤)。ジャケットの裏も赤。シューズは赤スエード(だと思う)。ベルトはクロコ型押しに見えた(渋い!!!)。
フラメンコは一度も観た事がないし全く知らない私でさえも、去年とは技術が比べ物にならないということはわかりました。力強さと同時に細やかさも技も増していて、指先の反り返りまでもとても美しい。やっぱり踊り子さんなのよね…。去年の倍の約10分間踊り続けるのだけど、全く長さを感じさせず、観るものを圧倒してきます。黒い舞台に黒い衣装の翼さんなので、離れた席だとちょっと動きがわかりづらく、サパテ(足ステップ)の音は聴こえども細かいところがあまりわからないのが残念。ここでも花道に登場して披露する瞬間があるのですが、またまた花道横の席だった時には、真上で踊る翼さんを見上げる形に…。その鬼気迫る表情は凄まじい!優雅さと力強さを兼ね備えた踊りだけど、もの凄いハードなわけで凄い汗。近くで見ると、何故足がそんなに動くんだ!?と言うくらいのサパテ。身体全体を激しく叩いて音を出す時のパタパタと言う生音にも痺れました(贅沢したな〜)。観客に背を向けてから両手でパルマ(手拍子)を煽る仕草が、控えめなのに本当にセクシー(ため息)。その後、背を向けたまま襟を正す仕草も恐ろしくカッコイイ!すっごい気障な動きなんだけど、翼さんなら絵になりすぎる。そして会場全体でパルマをする一体感が凄く気持ちいい。
一番楽しかったのは2階右列から花道でフラメンコを踊る翼さんを見下ろす形になった時。観客に囲まれてるように見えて、そのあり方がいかにも私のイメージするフラメンコっぽくて!きっとフラメンコって、小劇場やレストランなどで身近に味わってこそだと思うんですよね(テクニックが細かそうだから)。だからそんな翼さんを俯瞰できて(自分は遠くても)とても印象深かったです。今度は是非円形の舞台でやって欲しい!




一旦幕が降りて、そこにスペインで翼さん自らが撮影された写真の数々が映し出されます。ほとんどぴあで観たことある感じ(笑) その後、ジャケットとベストを脱いだ翼さんが上手に登場して、丁寧なご挨拶。この舞台の趣旨について語ってくれます。いや、もうこの時の翼さんの細い身体が最高なんすよー。はああああ、立ってるだけで芸術やー!身体のサイドの部分(脇から腰に掛けて)なんて特に。ここのコーナー(?)は気まぐれでお客さんからハンカチを借りて汗をごしごし拭くようです。ついでにお尻も拭くんですよね…おちゃめさん!

JAZZ

プライドのイントロが流れてテンションが上がるのだけど、なんとまどさんだけでした。 まどさんの歌を聴くチャンスってなかなかないから嬉しい。でもやっぱり翼さんのプライドには敵わない。去年の日生でも思ったのだけど、「焦らすように脱いでいって」の腰の動きは翼さんだけが完璧なの!(そりゃ私は翼さんが基準ですし)みんなまだまだだよーんwwww
次の曲で後ろのカーテンに翼さんのシルエットが登場。ここで初見時は日生と同じだああああとまたテンションが上がりました。ここの曲名もいまだに知らないけれど凄く好き。衣装は日生と同じ。日生では助っ人外国人ダンサーさんと踊っていた部分はゆーちゃんずと踊り、階段状のセットには残りのまどさんと関ジュくんが歌ってる。一幕はスニーカーだったけど、ここは革靴になってた!次はセットなしで後ろに電飾だけになるのに、すっごく華やかに見えて大好き(明らかにヅカの影響が濃そうだが…)。やっぱり群舞は最高。翼さんの微笑みも凄く可愛いーーー!!1回の公演で何度も何度も楽しい!幸せ!と痛感する瞬間がここでまた訪れる。群舞すると必ずはっきりわかるんだけど、翼さんは勢いに任せて大振りしたりは絶対なくて、必ず決まった角度で振りを決めてくるんです。そういうところが本当に本当に好き。好きすぎて、そういうのを観られた時は、このまま世界が終わってもいい!と思うくらい(言いすぎ)(でもほんとにほんとに翼さんのダンスがツボ過ぎて。この気持ちをどうやって表現すればみんなに伝わるのだろう…。ちゃんと伝わってるかなー?)。


最後に銀の紙ふぶきがパァッと散りキラキラして幻想的(2階席からだと尚良し)な中、翼さんハケる。バックのまどさんと関ジュが舞台上から遠くを見つめる表情で少しずつ通路(2箇所)を通って会場後方からハケて行くのと同時に、会場にふぐのお姉さま方がご登場!

Nature of Earth Water World

ポセイドンきましたwwww 
ここ2階席の時は登場シーンが見えずwwww でもふぐのお姉さん達が可愛いからいいの。ていくゆあはーんず♪の手を握り締める振りが一回減った?ここはふぐを人魚にする時の目がとても優しい表情をしてる(と、Kスガさんに言われてチェキ!)んだけど、上手側に座らないと確認できないのよね、残念(今回は1度だけだった)
そして、これをやったってことは、次にアレやるのか?やるのか?とわくわくしながら待つ。

Nature of Earth Fire World

どーんと音と共に舞台後方が赤い色に。キタ!千年メドレー。去年このためだけでも飛んだ甲斐があったと思うほど好きだった部分なので嬉しくて仕方ない。わりに翼さんじゃなくてバックに気をとられる自分。だって松本くんのバンダナが…!それに実はココ、翼さん本人はさほど踊らないからね。彼が手をかざすと、バックが踊る…のような王様ポジションですし☆ここの王様の棒はシルバーに月桂樹を巻いたような物にマイナーチェンジしていてウケタ。そんな地味な変更点。他にも色々変更してあるのだろうけど、気付きませんでしたw 翼さんのロボットダンスが前よりちょっと滑らかになった気がする(気のせいかも?)。そしてスライドと言うかフロートするサイドウォーク(足が浮いたように見える状態の動き)も翼さんにしては珍しい動きなので楽しくなる。ここのステップでJAZZと同じようなのがあるのだけど、それも大好きだから何度でも観たいんだよな。


以下ジュニアネタ
ここのたつみきゅん☆がかなり自由な感じで、思いっきりお腹を見せたり(自分でめくったの?めくれたの?)、上手側で屈んだ状態で手を上へかざす時なんて目がイッちゃってたり(2階席から完全に見下ろす形ではっきり見てしまった)して凄まじかったです。帽子投げは池ちゃん担当と先日も書いたけど、ココは日生での山亮ポジだったんすね。そういや、かなり山亮推しのはずの私なのに、全然違和感なかったです。今回は演目全体で、関ジュも共にダンスを揃えようとする意気込みをとても感じられたので、ココに山亮ちゃんが入るのは正直想像できないな。彼は大好きだけど、翼さんのステージには合わないと今回つくづく感じちゃった。プレゾンではどうだったのかしら。にゅす以来観てないから寂しいわ。

扇の舞

黄色い旗を振った関ジュが登場。衣装は薄紫のカンフー着みたいな。1人ずつカンフーのようなものを披露。とにかく文ちゃんが可愛い。淡いピンクのチャイナ服に黒パンツのお姉さま方が舞うのも凄く美しい。袖が通常の3倍(笑)くらい長くて、リボンみたいに上や横に飛ばしたり、回転するとヒラヒラして幻想的。ここも後は布が出てきて日生と同じ展開(ダッタン人)。まどさんもカンフー衣装。そして驚くのは翼さんの衣装。アジアンな柄物の衣装の上に、色の違う柄物の上着を重ねちゃった!これって翼さんの趣味じゃないすよね…(なんかおかしいのは全部ジャニーになすり付け)。そういえば、ここの白い布が後方に吸い込まれる演出って何の意味があるんだろう。派手でもなければ、面白くもない感じ。でもこの準備の間、時間稼ぎのように手の振りをしている翼さんがすっごい可愛いから何でもいいです。

HEAT

関ジュのコーナー。1人1人色違いのシャツを着てセリに載ってダンス。文ちゃん緑。室兄黄色。大智青。濱ちゃんピンク。伊藤オレンジ。菊岡紫。かなー?自分の記憶に挑戦(誰も求めてない情報)。ジュニアコーナーでは絶対萎える予想していたんだけど、今回それがナイんですよ。流れが自然。と言うか、ここまでのステージで関ジュの頑張りが伝わってくるからかもしれないですね。なんだかトランプを持ったりして歌った後(持ち歌なのか???)、文ちゃん室兄伊藤菊岡が1人ずつアクセントダンス。大智と濱ちゃんがセリから上がって来て(黒に赤ベスト衣装にお着替え)、2人で歌。この2人って歌担当なのですね、大智は結構上手い。後から同じ黒赤衣装に着替えた4人が混ざってダンス。とにかく文ちゃんが可愛い(しつこい)。

鼓動〜魂の叫び

やぐら登場。アフリカです!ドラムセットが派手になっていて、タムの数も増えた?これってフラメンコ以外で唯一去年松竹でもやった演目ですよね。叩きたくて仕方ないらしいwwwww 翼さんは今回バンダナなし。後ろから見るとフツーの男の子っぽい。バックの子達のフリーダムなダンスが激しくて思わず見とれた後、翼さんがパーカッションパフォーマンス。去年より長い(笑) 好きなだけ気分で叩きまくる翼さん。そしてそれを全身で受け止めようとする会場の静けさが本当に凄いです。あまりにも静まり返っていて、パフォーマンスのちょっとした間にスティックのかちゃかちゃする音すらもマイクが拾ってしまうんです。その厳かな雰囲気がまるで、広いお堂でお坊さんの読経前に数珠が擦れる音をマイクが拾った時のよう(例えが長いよ)。とにかくこっちが物音立てちゃったらどうしよう><;とキンチョーしました(笑)
上半身裸で叩きまくる翼さんがかわゆすぎて、だだっこしておもちゃを叩くおこちゃまに見えないこともなくwww でも真面目な話、「俺の息吹を聴け!!」って事だと解釈してるんで、凄くMな気持ちになれます(どこが真面目なんだ)。それにしても「魂の叫び」ってまんますよねwww 


この間、バックさん達が暗闇の中、息を整えつつ待機しているのですが…、やぐらのバーに座ったりして(たぶん室兄)実は大変な姿勢な人もいるので、ハラハラしてみたり。翼さんのパーカスが長すぎるとしむwwww そして太鼓に合わせて、雄たけびを上げる最初の子はたつみきゅん☆。その様子にまたもきゅんきゅん。だってタイミングを待ってるんだよううう?可愛いいいいいい。一度静まった後、次の雄たけびは翼さんから発せらるのですが、これもまた可愛い…翼さん可愛すぎるよ…。
そしてEDGEに突入。このアレンジは何度聴いてもカッコイイ(途中までEDGEな事を忘れちゃうくらいカッコイイ)。コレとフラメンコはやっぱり次の日生でも削られずにありそうですよね。衣装では腰に蛍光テープみたいなのを巻いてる…と思っていたら途中から暗転して、ところどころにみんなが身につけた蛍光部分が浮き上がって見える演出でした。魅せ方に変化を持たせる辺りも凄く興奮しました。


歌が終わって曲が流れる中、バックさん達が礼をしてハケて行く。そしてまた翼さんが曲に合わせてドラムを叩く中、やぐらが段々下がってきます。おーい!下がれるのかい!って感じでした(だって去年太鼓に隠れて翼さんのことが全く見えなかったんだもん)。もうココのドラムはとにかくカッコイイカッコイイカッコイイ。そして翼さんが前に出てきて、スティックを前列のお客さんにあげてから、頭を下げて幕。



旅の終わり

幕がもう一度上がって、青いロングジャケット衣装の翼様がご挨拶。こうして公演を出来ることに感謝していると言う旨を必ずお話になり、その真摯なお姿にふるふるします。でも結構あっさりめ。私が観たうちでは9日の夜が一番熱く語ってくれて思わずうるうる(乙女ですみません)。そしてラスト曲。翼さんしっとり歌い上げる系。なんだか一幕ラストととても雰囲気が似てるけどwww 後ろの雛段に白と青の衣装のバックの皆さんが上がり、手の振り中心で踊ってくれます。これも凄くイイ曲だな〜。そういえば、今回はたきつ色が全然ない(プライドだけか)。このために書き下ろした曲なんでしょうか。締めにふさわしい。三方礼の後、幕。最後の翼さんの控えめな笑顔がとても印象に残ってます。こちらもかなりの満足感に包まれ、夢見心地の浮遊感と共に会場を出るのでした。



全体の感想はまた別エントリで(まだ書くんか)。